クレジットカードの途上与信について

アメリカの大手信用情報センターでは、クレジットカードの最初の申し込み審査を初期与信(スクリーニング)といい、クレジットカードを発行した後の利用状況の等のチェックを途上与信(モニタリング)と呼んでいます。
途上与信とは、リスク管理と顧客管理を目的として、顧客のカード利用状況や行動パターンをとらえることにより、最初の申し込み審査時だけでなく、その時々の顧客の信用状況の変化に応じてカード供与の与信枠を変えていこうとする概念です。
我が国では、途上与信の考え方は、アメリカほど一般的ではありませんが顧客管理という観点からカードの与信枠だけでなく次のことに力を入れています。



1顧客管理の定期的な情報機関への照会2オーソリ情報の活用による行動パターンの分析と買い回り対策3カード更新時の自社情報と情報機関の情報のチェック4自社入金状況の常時ウォッチによる与信枠の見直し。

法定途上与信とは、貸金業法によって定められた照会のことをいいます。

キャッシングなど決められた枠の範囲内であれば自由に借り入れができる契約のことを包括契約といいます。



1か月の貸し付けが5万円以上でありかつ貸付残高が10万円以上ありますと毎月途上与信を実施しなければなりません。


また、当月の貸し付けがない場合でも、貸し付け残高が10万円を超えている場合は3か月ごとに途上与信をしなければなりません。
当然のことながら、与信管理の過程で個人信用情報機関に異動情報(延滞などの事故情報)があればクレジットカードの更新をしてはなりません。